70年代ファッションが派手なレトロで可愛い!必須アイテム10選
ファッションは繰り返されると言いますが、今より50年ほど前になる1970年代のファッションは、華やかで今着てもとっても可愛いのが特徴です。
70年ファッションは、
- ヒッピースタイル
- サイケデリックファッション
- パンクファッション
などが流行りました。
この記事では、70年代に流行ったファッションの背景と、70年代ファッションを再現するのにピッタリの古着アイテムをご紹介します。
目次
70年代に流行った3種類のファッションスタイル
ヒッピースタイル
ヒッピースタイルは、アメリカ発祥で流行った民族的で自由奔放なファッションスタイルのことを言います。
60年代にブームとなったヒッピースタイルは、70年代前半にもまだまだ続きました。
ヒッピーは1960年代後半にアメリカで生まれた文化で、それまでの伝統や制度にしばられた価値体系を否定し、「ラブ&ピース」の理想を掲げた運動をしていました。
現代化する社会の中で、ヒッピーたちはあえてキャンプで生活したり、仕事をせずに旅をして過ごしたりしていたといわれています。
そして、そのヒッピー族たちが身にまとっていたファッションがヒッピーファッションです。
特徴としてはフリンジ付きのアイテムや、裾が大きく広がったベルボトムのデニム、民族柄のアイテム等が多くありました。
髪型が男女ともに長髪で、細かいパーマにヒッピーバンドと呼ばれるヘアアクセサリーが流行っていました。
サイケデリックファッション
サイケデリックファッションとは、ビビッドな色合いと大きな花柄などを使ったファッションのことを言います。
サイケデリックとは、幻覚剤によってもたらされる幻覚を想起させるさまのことを言い、それを連想させるファッションとしてこのスタイルが生まれました。
70年代にサイケデリックファッションが流行ったのは、ヒッピーたちが好んで大麻などを使用していたことにも関係があると言われています。
また、イギリス出身、女優で歌手のツィッギーが好んでこのサイケデリックファッションを身にまとっていたことが、このブームに火がついたきっかけです。
写真の女性がツィッギーですが、今でもポスターなどでよく見かけますよね。
ツィッギーはイギリスはもちろん、アメリカ、日本でも大ブームになり、彼女が履くミニスカートから伸びる細い足に憧れてみんなダイエットにも励んだようです。
パンクファッション
1970年代後半には、イギリスの「セックス・ピストルズ」というパンクバンドが、パンクバンドブームを引き起こしました。
さらにセックス・ピストズとかなり親しかったヴィヴィアンウエストウッドがファッションとしてパンクを盛り上げていきました。
パンクはヒッピースタイルやサイケデリックファッションとはかなり雰囲気が違いますよね。
でも、パンクは自由奔放で、社会とは正反対を突き進むような精神の音楽であることから、パンクもヒッピーやサイケと近しいものがあるのかもしれません。
70年代ファッションに欠かせないワンピース
Aラインのミニスカート
70年代のサイケデリックファッションブームに火をつけた女優のツィッギーが好んで履いていたのが、Aラインのミニワンピースです。Aラインワンピースとは、アルファベットの「A」の形のように、首元から裾までが一直線に広がる形に伸びているワンピースのことを言います。
形だけではなく、色や柄が派手なのが70年代らしい特徴です。
切り返しがない分、足は長く見えますが、ミニスカートなので痩せ型の人が似合うファッションともいえるでしょう。
スクエアネックのワンピース
ヒッピースタイルでは、ボヘミアンワンピースとも言われる民族っぽいワンピースも着られていました。
その中でもスクエアネックのワンピースは名前の通り、首元が四角く開いているもののことを言います。
スクエアネックワンピースは写真のように民族的な刺繍が入っていることも多くあります。
露出が少なくて、おとなしい印象がありますが、鎖骨を綺麗に見せられるのが嬉しいアイテムです。
オフショルダーのワンピース
オフショルダーは最近でも流行っていて、夏のファッションの定番にもなってきていますよね。
オフショルダーファッションも60~70年代のヒッピーたちが着ていたのが最初と言われています。
特に生成り色ベースのものや、刺繍の入ったアイテム、民族柄が入ったアイテムはヒッピー感を出すことができます。
オフショルダーは夏は涼しくて、色っぽくて、さらに肩をしっかり出しちゃうことで小顔効果も狙えます。
普段着でオフショルダーに抵抗がある方は、写真のような首元がゴムになっているアイテムを選べば、肩を出さなくても着こなせるのでオススメです。
70年代ファッションに欠かせないトップス
ビビッドカラーの花柄シャツ
サイケデリックファッションで欠かせないのが、ビビッドカラーで描かれる大型の花柄です。
一つだけでも身にまとっていると、街中で来ているだけでパッと華やぐこと間違いなしです。
合わせ方が難しいという方は、ボトムスを黒や茶色などの無難なものを合わせるとまとまって見えますよ。
パンクバンドTシャツ
パンクファッションでは、バンドTシャツが必須と言っても過言ではありません。
バンドTシャツは、デザインが楽しいだけではなく、バンドが知れるので音楽好きな人にはたまらないアイテムですよね。
特に70年代のパンクといえば、イギリスの「セックス・ピストルズ」とアメリカの「ラモーンズ」が代表的な2バンドです。
男性が着ると男らしさ満点ですが、女性が着るとギャップがあってかっこいい女性に見えること間違いありません。
70年代ファッションではぴったりサイズが着られていましたが、今風に着こなすのであれば男性もののビッグサイズでも良いでしょう。
フリンジ付きベスト
70年代ファッションに欠かせないアウター
革ジャン
革ジャンもパンクファッションの代表的なアイテムです。
春先や秋口の肌寒い季節に1枚持っておくと着回しが聞いて便利です。
今では、綺麗めファッションと合わせるので定番となっている革ジャンですが、初心に戻ってパンクなファッションとして着てみてはどうでしょうか?
70年代ファッションに欠かせないボトムス
フレアパンツ(ベルボトム)
ヒッピースタイルで、男性女性のファッションの共通として履かれていたのがフレアパンツです。ベルボトムと呼ばれることもあります。
腰回りはスリムで、膝から下が大きく開いていくデザインが特徴です。
ヒッピーな雰囲気はもちろん、足が長く見えるのも嬉しいポイントですよね。
さらに足長効果を狙うのであれば、ハイヒールや厚底の靴を履いて、できるだけ長めの裾のフレアパンツを履くと良いでしょう。
フレアパンツの形と長さのコンビネーションにより、日本人離れしたスタイルに見えること間違いなしです。
台形のスカート
台形スカートも今流行りのファッションの一つです。
スウェードで作られた台形スカートもヒッピーたちに好んで履かれていました。
当時はTシャツやタンクトップに足元は膝まである長いブーツと合わせて履かれていたことも多いようです。
今っぽく着こなすのであれば、トップスはゆるめのシルエットを合わせて、台形スカートのウエストにインするとよいでしょう。
台形スカートはお尻や太ももの一番太い部分を綺麗に隠してくれるので、スタイルも抜群に見えますよ。
ダメージジーンズ
定番でみんな1本は持っているジーンズですが、パンクファッションでは派手にダメージのあるのがポイントです。
傷ついている風合いがかっこいいだけではなく、女性の場合はダメージの隙間から見える地肌が色っぽくてさりげなく女性らしさを見せることもできますよ。
まとめ
いかがでしょうか?
70年代ファッションは、スタイルをよく見せるアイテムも多く、現在でも着こなせるものがたくさんありますよね。
ぜひ、70年代ファッションを取り入れてみてくださいね。
70年代ファッションを着こなすのであれば、実際に70年代に着られていた古着がオススメです。
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ぜひ、70年代ファッションを楽しむ際にご利用くださいね。