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80年代レディースファッションの特徴 | 古着で着こなす現代風コーデ

80年代ファッション

80年代は日本の経済が大幅に成長したバブル景気の時代です。

その影響もあり、日本の若者たちはアメリカに強く影響を受けた派手なファッションを楽しんでいました。

また、アメリカ発祥のウーマンリブと呼ばれるブームに乗って、日本でも女性が働きに出る時代となり、女性も活発的に自由に活動をし始めた時代でもあります。

80年代といえばお笑い芸人の平野ノラや、2017年話題になったバブリーダンスを想像する方も多いのではないでしょうか。

とにかく盛り上がりがあった80年代ですが、今も人気の80年代の女性のファッションとはどんなものかご存知ですか?

現代風にテイストを取り入れるためにも、80年代のトレンドをご紹介します!

80年代ファッションの特徴

80年代には芸能界やファッション業界でいろんなブームが起こりました。

当時の日本のブームがファッションに影響を及ぼし、また、当時は経済的に余裕のある若者が多かったことからまねできるものはどんどんまねをしていったようです。

80年代ファッションの特徴:アイドル全盛期

80年代アイドルファッション

80年代はアイドル全盛期でした。

80年代のアイドルブームの火付け役は松田聖子さんでした。

デビュー当時の髪型は聖子ちゃんカットと呼ばれて、当時の女子学生たちはこぞって真似をしていたほどです。

その他にも、松本伊代、小泉今日子、堀ちえみ、中森明菜、薬師丸ひろ子、おニャン子クラブなど…
現代の若者でも名前は聞いたことある人が多いですよね。

ファッションでは、フリフリ襟のブラウスは松代聖子や松本伊代などがを着用していたことから、一時は大ブームでほとんどの女子が持っていました。

ワンピースやカーディガンと重ね着をして、一番上にフリフリの襟を出すスタイルも流行りました。

また、おニャン子クラブが着用していた渋谷のブランド「セイラーズ」のスウェットとスタジャンも社会現象レベルでブームが起こりました。

セイラーズ人気は日本だけにとどまらず、世界の大スター、マイケル・ジャクソンやスティービー・ワンダーもプライベートで着用するなどし、一世を風靡しました。

カラフルな色合い、ポップなイラストとタオル地のワッペンが特徴です。

80年代ファッションの特徴:竹の子族

80年代ファッションの竹の子族

1980年代前半に原宿を闊歩していた「竹の子族」と呼ばれる派手な集団をご存知ですか?

「竹の子族」はツッパリ系のハイティーンが作り出したファッションで、原色系の派手な服装で、ディスコサウンドにあわせてステップダンスを踊るのが特徴です。

ラジカセを中心にきれいな輪を作って踊るのを見るため、多くの見物客が全国地域から集まりました。

竹の子族は普段着のファッションとはまた違うファッションを楽しむ活動ですが、80年代のファッション界を語る上では外せない存在です。


ちなみに実は今、平成の竹の子族とも呼べる「ケケノコ族」という集団が原宿で話題になっています。

「ケケノコ族」は竹の子族からインスパイアされ、リバイバルした集団で、再びカラフルで超個性的なファッションのブームに火をつけようとしているようです。

80年代ファッションの特徴:ニュートラ、ハマトラ、プレッピー

80年代ファッション プレッピー

60年代には「アイビールック」というアメリカの伝統的なスタイル「アメリカン・トラッド(アメトラ)」が流行りました。

アメリカ東部のアイビー・リーグの在校生や卒業生が好んだファッションで、ジャケット、ボタンダウンシャツ、チノパンなどが定番スタイルです。



80年代にはよりカジュアルな「プレッピールック」と呼ばれるものが流行りました。

呼ばれ方はニュートラ(ニュートラッド)と呼ばれることもあります。

ニュートラは神戸を中心として流行りましたが、後に女性ファッション誌の「JJ」が企画したことで「横浜トラディショナル」通称「ハマトラ」もブームとなりました。

プレッピールック・ニュートラ・ハマトラはテイストはよく似ていますが、プレッピールック・ニュートラがアメリカのブランドが中心でハマトラは横浜のブランドを使っていました。

ハマトラではフクゾーの服・ミハマの靴・キタムラのバッグが三種の神器と呼ばれていたようです。

全体的なテイストはアイビーよりも上品な女子大学生がモチーフとなっていますが、カラフルなアイテムが多く、サイズ感もルーズであるため、遊び心あふれるスタイルでした。

80年代ファッションの特徴:カラス族

80年代ファッション カラス族

カラス族とは黒を基調に、素材はシワシワなものやレース、穴の空いたものや加工したものを使用した、80年代に一世を風靡したファッションのことを言います。

80年代にはDCブランドと呼ばれる日本のブランドが流行りましたが、まさにコムデギャルソンとヨウジヤマモトなどのDCブランドがカラス族の発端となりました。

今ではモノトーンの着こなし、黒一色のコーディネートも一般的になっていますが、当時は黒い服=お葬式というイメージが強く、世の中に強い衝撃を与えました。

80年代ファッションのアイテムと古着で着こなす現代風コーデ例

80年代ファッションをそのまま着てしまうと、昭和の人、ダサい人になりかねません。

現代風に着こなすのであれば、男前のアイテムと甘めのアイテムを合わせたり、甘すぎるアイテムはあえてタイトなアイテムと合わせることでバランスを取りましょう。

そして、バキっとした原色や黒色のアイテムやかっこいいMA-1などのアウターこそゆるっと女性らしさを出して着るのが現代風です。

80年代ファッションのアイテム:トレーナー(スウェット)

80年代、特にメンズに人気だったファッションアイテムがトレーナーです。

トレーナーは今でいうスウェットで、もともとスポーツのトレーニング用に使われていた衣類です。

原宿や新宿の、ストリートやスケーターを中心に広まりました。

当時流行っていたトレーナーはアメリカから学んだデザインが多く、大きなロゴ、太い文字が特徴です。

色合いは紺色や灰色といった落ち着きのあるプレッピーなものから、奇抜でカラフルなものまで親しまれていました。

80年代コーデ:ポップでプレッピーなトレーナー×チェックボトムス

80年代ファッション トレーナー

80年代ファッション トレーナーとチェックパンツ

まさに80年代らしいポップでプレッピーなミッキーのトレーナーを使用しています。

肩の切り返しや肘あてもも今はあまりないデザインでおしゃれですよね。

スウェットはボトムスにジーンズを合わせると、とってもカジュアルでスポーティになりますが、ここを敢えてタータンチェックのボトムスを合わせて。

一気にアメリカの学生のような着こなしに変化します。

トレーナーの中は写真のようにタートルネックセーターやネルシャツを合わせることでワンランク上のこなれ感がでますよ!

⇒ トレーナー(スウェット)の商品一覧を見る

⇒ スカートの商品一覧を見る

80年代ファッションのアイテム:ポロシャツ

ニュートラの基本ベースはポロシャツ・ベスト・カーディガン・タータンチェックのミニスカートといった着こなしでした。

スポーティながら小ぎれいに着れるので、パンツと合わせてスポーティに寄せることもできる便利なアイテムです。

80年代ファッションのアイテム:ケミカルウォッシュ

ケミカルウォッシュとは、ジーンズの製品洗い加工のひとつで、漂白剤を混ぜた軽石を入れ、ウォッシャーマシーンで加工したものです。

通常のジーンズよりムラがあるのが特徴です。

ジーパンだと裾が細くなったテーパードジーンズが特徴的です。

その他にもホットパンツ、ジージャンやスカート、シャツもケミカルウォッシュのものが有りました。

デニム同士の掛け合わせも今ではレベルが少し高いようにも思えますが、当時はよく着られていましたようです。

80年代コーデ:ポロシャツ×ケミカルウォッシュジーンズ

80年代ファッション ポロシャツとジーンズ

シンプルだけど、胸に大き目のポップでスポティなキャラクターが入ったポロシャツとケミカルウォッシュのジーンズコーデです。

ポロシャツもジーンズもゆったりとしたシルエットなのでインしても優等生過ぎないラフな着こなしになります。

さらに赤いガチャベルトも80年代の学生っぽい組み合わせになっています。

ガチャベルトはだらんと垂らすのがポイントです。

⇒ ポロシャツの商品一覧を見る

⇒ ケミカルウォッシュの商品一覧を見る

80年代ファッションのアイテム:ミリタリージャケットMA-1

MA-1はアメリカ軍で使われていたミリタリージャケットで、アルファ社製のものが広く流通しています。

主にナイロンで出来ており、外見はポケット等のパーツが少なく、とてもシンプルです。

MA-1は1986年に公開された映画『トップガン』からブームとなりました。

今ではMA-1風のジャケットも作られていますが、アメリカ製の古着のMA-1はとってもあったかくて丈夫なのでおすすめです。

男性が着ると男らしくてかっこいいですが、女性が着ると女性らしさと男らしいジャケットのギャップがすごくかわいくなります!

80年代コーデ:MA-1×女性らしいニット

80年代ファッション MA-1

男前なMA-1は大きめのオーバーサイズを買って肩からずり落ちるように着るのがトレンド。

中は女性らしいニットでバランスをとってくださいね。

ニットはパンツにインするとオーバーサイズのMA-1の着こなしがだらしなくなりませんよ。

⇒ MA-1を含むミリタリージャケットの商品一覧を見る

80年代ファッションのアイテム:フリフリ襟のブラウス・トップス

80年代アイドルが着用していたフリフリ襟のブラウスやトップスもマストアイテム。

当時はピンクハウスという日本のブランドが人気でした。

一枚着るだけでいかにも清純派でガーリーな雰囲気をまとうことができます。

80年代コーデ:フリフリトップスの現代風カラス族コーデ

80年代カラス族風ファッション

カラス族風のコーデもゆるっと着るのが現代風のコーディネート。

ダーク色でそろえたコーデはあえてトップスをくすんだ色にすることで抜け感が出ます。

また、フリフリのトップスは甘くなりすぎず、ハードにもなりすぎないように、アウターはニットでやわらかく、ボトムスはタイトめのシルエットのスカートを合わせています。

80年代レディースファッションの特徴・古着で着こなす現代風コーデのまとめ

いかがでしょうか?

1980年代の日本はバブル経済だったこともあり、様々な社会現象が起こりました。

それ以前より、女性がファッションを自由に楽しむようになった時代でもあります。

ファッションの流行は繰り返されるといいますが、80年代ファッションをリバイバルで着こなす場合はそのまま復活させるのではなく、現代風にアレンジしてみてくださいね。

古着の通販サイトRUSH OUTではアメリカへスタッフが足を運び、厳選した古着のみを取り扱っています。

是非、80年代ファッションを楽しむ際にご利用ください。

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