古着屋が教える!服を高く売る5つのコツ【裏ワザあり】
古着好きな人にとって、買いすぎた服をうまく整理して、新しい服を購入するサイクルは重要ですよね。
「大切な服だけど、置く場所がないので売りたい」「着なくなった服を売りたい」といった方も多いのではないでしょうか?
古着をできるだけ高く買い取ってもらうには、実はコツがあります。
今回は、古着屋として長年仕入に携わってきたRUSHOUTの視点で、古着を高く買い取ってもらう5つのコツをお伝えします。
これから服を売りに行きたいという方は、ぜひ事前にチェックしてみてくださいね。
目次
4種類の買取方法とそれぞれのメリット・デメリット
まず、服の買取には大きく分けて4種類の方法があります。
それぞれのメリット・デメリットを確認して、一番自分に合った方法で服を売りましょう。
メリット | デメリット | |
店頭買取 | ・トラブルの心配が少ない ・すぐ現金化できる |
・比較的安めに値付けされる |
宅配買取 | ・やや高値で値付けされる | ・配送の手間がかかる ・買取不可の商品がある ・現金化まで時間がかかる |
オークション・ アプリ |
・高値で売れる場合がある | ・手間がかかる ・トラブルへの対応 |
フリーマーケット | ・大量かつやや高値で売れる場合がある ・ブランド品でなくても買ってもらえる |
・準備に手間がかかる ・出店料が必要 ・販売時間を拘束される |
店頭買取はトラブルの心配なし
自宅から近い古着屋さんやチェーン展開の中古品販売ショップへ、持ち込みで服の買取を依頼します。
正規買取店なので、買取後のクレームなどの心配がなく売ることができ、査定後はその場ですぐに現金化できます。
ただし、他の方法に比べると比較的安めに値付けされる傾向なので、その点留意しましょう。
チェーンの中古品販売ショップでの買取は、古着の知識が未熟な店員が対応する場合もあるため、高めに買い取ってもらうためには、専門家である古着屋に相談することをオススメします。
事前に査定依頼が必要なお店もあるので、お店に確認した後で足を運ぶようにしましょう。
宅配買取はやや高値で買取される可能性あり
インターネット上で業者に買取を依頼し、古着を梱包・配送した後、査定結果をメール等で受け取る買取方法です。
査定スケジュールが立てやすいなど、査定に係るお店の負担が少ないことから店頭販売よりもやや高値で買い取ってもらえるケースが多いと言われています。
店頭まで行く必要がない分、梱包の準備や配送には手間が必要ですし、ファストブランドやダメージ商品のNGなど厳しい制約がある場合が多いです。
また、現金化までも少なくとも1~2週間程度は時間がかかる点も留意しましょう。中には「査定結果の確認有無に関わらず、査定額を振り込んでよい場合は査定後即日振り込む」などのケースもあり、どのように値付けされたかわかりにくいシステムの業者もあるので要注意です。
オークション・アプリは高値が付く可能性が高い
ヤフオクやメルカリなどのサービスで、直接ユーザーに転売する方法です。
ユーザーとの間に販売業者が介入しない分、高値で購入してもらえます。
ただし、商品の写真や紹介など出品の準備や、値下げ交渉、クレームトラブルなどすべて自分で対応する必要があります。
また、自分で値付けが必要なため販売前に、事前に価格帯を調べるなど市場調査や商品知識も必要です。
販売の手間やトラブルのリスクはあるものの、上手に交渉をすれば店頭買取などと比較して数倍の値が付くこともあるので、費用対効果を考え上手に活用しましょう。
フリーマーケットはブランド品でなくても売れる
自宅付近の地域で開催されるフリーマーケットに参加して、服を売る方法です。大量の服を高めで売りたい時に有効的な販売手段でしょう。
オークションなどと同様に直接ユーザーに販売するため、「フリマ=安い」イメージはあるものの、比較的高めで購入してもらえます。
ファストブランドやダメージ商品を含め何でもユーザーに気に入ってもらえれば、買ってもらえる点がメリットです。
ただ、出店料が安くても3000円程度からかかるので、出店料の元がとれるか判断して出店することが重要です。
また、出店のための準備や販売時間に拘束されるなどの手間がかかるので、そういった事が好きな人にはオススメします。
古着をできるだけ高く売る5つのコツとは
コンディションのよいハイブランドの古着を売る
ラルフローレンやバーバリーなどハイブランドの古着は高値で買い取ってもらえます。
ノーブランド・ファストファッションの服は安値だったり、値がつかなかったりするので留意しましょう。
ブランド品はコンディションがいいかどうかで買取価格が大きく変わるので、保管状況がよいことが一番重要です。下記のようなコンディションでは、高値が付かない場合があります。
・汚れ
・穴などのキズ
・チャックやボタンなどの破損
コンディションができるだけ良い状態で販売できるよう、日頃から注意して取扱いましょう。
買取前に古着の中で洗えるものは洗おう
案外多いケースに、古着を洗わずに買取依頼する場合があります。
「もう着ないからそのまま売ってしまおう」と思われる方が多いのかもしれません。
古着は汚れや匂いなど、服の印象によって値が下がる場合があります。
ノーブランド・ファストブランドの服であっても汚れ・匂いなど付いておらず、保管状況の良いものは比較的高めに買い取ってもらえる可能性あるので、ぜひきれいに洗濯してから買い取ってもらいましょう。
買取前に古着のアイロン掛けをする
しわしわの服よりもアイロン掛けされてきれいな状態に見える服の方が高めに値付けされる可能性があります。
特に直接ユーザーに販売を考えている方は、商品の印象が値段や購入してもらえるかどうかに大きく影響するので、できるだけきれいに見える状態で販売しましょう。
古着はシーズン前に売る
古着の買取や転売は、季節ごとの服の種類が重要視されます。
業者やユーザーは、すぐに販売・着用することのできる服を重点的に購入したいと考えるものです。
できるだけ在庫コストをかけたくない業者は、すぐに販売できる商品をなるべく仕入れるようにしており、シーズン直前の服については積極的に買取をします。
春物ですと2月、3月ごろに買取依頼するよう準備しましょう。
裏ワザ:古着屋の特色に合わせて売ろう
古着屋の中には、リーバイスの販売に力を入れる店、アウトドアブランド中心の店、ノンブランドでも個性的な古着がメインの店、アメリカ製にこだわり古着の年代と生産国を重視するお店など、主張がしっかりとしたお店があり、それが古着屋の魅力のひとつでもあります。
チェーン店ではとても値がつかない商品も、古着屋のポリシーや取扱いたい商品とマッチする場合は、高値で買い取ってもらえることがあるので、「コレはイケそう」という特徴的なアイテムがある場合にオススメです。
ただし、商品へのこだわりから、個人との買取を行っていない古着屋も多いので、事前によく調べてからトライしましょう。
古着を高く売って新しい服を買おう!
古着を高く買い取ってもらうには、コンディションが一番重要です。
査定依頼前に洗濯・アイロンなど自分で準備できることもあるので、ぜひ実施してできるだけ高値で買い取ってもらいましょう。
「古着を売って、新たな古着を買いたい」という方は、RUSHOUTの古着もチェックして頂けたら、うれしいです。
RUSHOUTはアメリカ古着を専門に取り扱う古着屋です。アメリカまで実際に足を運び、1点1点目で見て確認してから仕入れを行っており、厳選したビンテージから定番商品まで常時2万点以上の品揃えがあります。
インターネットで気軽に購入もできますし、店舗でも販売しております。スタッフ一同みなさんのご来店をお待ちしてます!