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“古着”なのになぜ高い?古着屋が正直にお伝えします|仕入れ方によっても値段は異なります!

古着ってなぜ高い?ヴィンテージ古着

古着って誰かが一度着た服なのに、なぜ高いの?

古着の中でも、普通より高い古着って何が違うの?

昨今、ファッションで人気のある古着ですが、古着を初めて買う人はこのような疑問を持つことが多いようです。

また、見た目が好きだから古着を買っているが、値段のことは知らないという人も少ないでしょう。

この記事では、アメリカで買い付けを行っている古着屋RUSHOUTが、古着が高くなる理由と仕入れ方法の違いをご紹介します。

古着って新品じゃないのになぜ高い?主な3つの理由

古着が高い理由は、主にこの3つです。

  1. ヴィンテージアイテムは希少価値が高いから
  2. 基本的に一点物で、古着が人気だから
  3. 輸入する過程でコストがかかるから

(1)ヴィンテージアイテムは希少価値が高いから

高額な古着 ヴィンテージ古着

古着の中でも、ヴィンテージ古着というものは希少価値が高く、値段も高いことが一般的です。

ヴィンテージは『年代物でデザインや素材に価値があるもの』を指します。

ヴィンテージ古着は、今では再現が難しい仕立てや技法が使われているうえ、上質なアイテムだから使えば使うほど味が出るという特徴があります。

例えば、80年代半ばまでジーンズのデニムはシャトル織機という旧型の織機で織られていました。

シャトル織機で作られたデニムは現在の織機のように均等に折れなかったため凹凸ができて、独特の「味」が出ます。

シャトル織機は、今はもう使われていないのでマニアの中ではシャトル織機で作られたジーンズは価値が高くなるのです。

ヴィンテージ古着については、こちらをご覧ください。

「ビンテージ古着」とは?普通の古着との違いとその魅力

(2)基本的に一点物で、古着が人気だから

大学生 古着コーデ

2017年ごろから、1990年代リバイバルの古着ブームが続いています。

2000年以降に作られた衣料品の多くは、アジアの工場で大量生産されたものですが、1990年以前は今ほど大量生産ではありませんでした。

さらに、1990年から30年以上たった今も着られる状態で保存されている古着というのは数が限られてきます。

そんな限られた古着に人気が集まっているため、需要が高く相当の値段が付きます。

(3)輸入する過程でコストがかかるから

古着 輸入のイメージ

アメリカ古着やヨーロッパ古着といった、インポート古着(輸入古着)の場合は、輸入する過程でコストがかかります。

輸入する方法は、船便と航空便の2種類あります。

航空便は早く届きますがコストが高くなり、船便でだと日数はかかりますが、一度に大量に輸入できるため1枚あたりの単価はかなり抑えられます。

ただトレンドなどですぐに店頭に出したい時や小規模の古着屋さんでは船便は不向きです。

だから、トレンドの古着は航空便で送られてくることもあり、さらに値段が上乗せされるのです。

仕入れ方法については、さらに詳しく次の章で解説します。

古着屋によって違う「仕入れ方法」によって値段も変わる

古着屋によって、古着の仕入れ方法は異なります。

古着の質だけではなく、この仕入れ方法によっても古着の値段は変わるので、もし「できるだけ安く良い古着に出会いたい」と思うのであれば、仕入れ方法の違いを知っておくと面白いかもしれません。

ポイントは、同じ古着であっても、仲介が多いとその分値段が上がるということです。

具体的には、主に以下のような買い付け方法があります。細かく言えば他にもありますが、今回は省略します。

  • スリフトショップやフリーマーケットを回る
  • アメリカの卸専用倉庫(ウェアハウス)で仕入れる
  • 日本で卸業者から仕入れる
  • 個人ディーラーから買い取る

スリフトやフリマを回る方法は規模感によるが値段は標準的

スリフトやフリマは標準的

仕入れの流れ アメリカのスリフトショップ→バイヤー→店頭

スリフトショップ(通称スリフト)というのは、アメリカ版のリサイクルショップのことです。

スリフトやフリーマーケットは、「誰でも安く仕入れできる」という特徴があります。

ただし、安いだけあって数多くのバイヤーが訪れているので、タイミングが合わないといい古着を仕入れることができません。

効率はよいとは言えませんが、掘り出す楽しさもあるので、時間に余裕があって、半分趣味でやっているような小さな古着屋にはもってこいの方法でしょう。

アメリカの卸専用倉庫では、安く仕入れできる

ウェアハウスで仕入れる古着 イメージ
仕入れの流れ アメリカの卸専用倉庫→バイヤー→店頭

アメリカの卸専用倉庫は「ウェアハウス」と呼ばれることもあります。古着の業者卸を専門に行っている業者で、プロ専用の卸業者のことです。

スリフトやフリマのように誰でも買える場所ではなく、契約者のみが仕入れできます。

卸専用倉庫(ウェアハウス)は、大量の古着を安く仕入れできるという特徴があります。

当店RUSHOUTでも、契約の倉庫があり毎回そちらで仕入れを行っています。

常時2万点以上という大量の古着を、リーズナブルに販売できているのはこの仕入れ方をしているからです。

日本で卸業者から仕入れると、卸業者分プラスで一般的な値段

古着の卸イメージ

仕入れの流れ アメリカの卸専用倉庫→卸業者→バイヤー→店頭

アメリカで卸業者が仕入れた古着を、卸業者から仕入れるという方法もあります。

この場合は、渡航しないので交通費も時間もかからず、誰でも簡単に大量の古着を仕入れることができます。

ただし、卸業者を通しているので、値段は上乗せされます。上乗せする金額は古着屋次第ですが、一般的な値段と思っていいでしょう。

ちなみに弊社RUSHOUTでは、卸売販売も行っております。

>業者様用古着卸販売(個人、転売OK)

個人ディーラーから買い取った場合、高くて上質な古着が手に入る

古着 ディーラーから買い取る

仕入れの流れ 個人ディーラー→バイヤー→店頭

古着を個人で買い集めているディーラーが一定数います。そのディーラーから買い取って店頭に売っている場合もあります。

例えば、ヴィンテージ古着を取り扱っている古着屋の場合の仕入れは、個人で古着を集めているディーラーがメインです。

ディーラーは古着マーケット用に服を集めてバイヤーに高く売っています。

この場合リサイクルショップなどの仲介という事になるので値段は高いですが、いいものが効率よく集まります。

個人ディーラーだけではなく、アンティークショップやビンテージ古着屋から買い集めている場合も同じようなことが言えます。

結論でいえば、以下の順番で安い古着を買うことができます。
2と3は同じくらいか、店の規模感によっても変わります。

  1. アメリカの卸専用倉庫で仕入れている古着屋
  2. スリフトやフリマで仕入れている古着屋
  3. 日本で卸業者から仕入れている古着屋
  4. 個人ディーラーから買い取っている古着屋

もちろん、仕入れだけではなく立地や規模感、店の営業方針などによっても古着の値段は変わります。

ですので一概に言えるものではありませんが、「この古着ってなんで高いんだろう?」と思ったときにこういった背景も考えれば、面白いかもしれません。

RUSHOUTでは倉庫から仕入れているから古着が安くて豊富

いかがでしょうか?

古着が高いなと思っている人に、ぜひ知っていただきたい古着屋の裏側を少しお見せしました。

古着通販RUSHOUTの特徴として、このようなものがあります。

  • 卸業者を通さずアメリカに直接買い付けに行っているから低価格
  • すべての商品を1点1点目で確かめ、妥協せず厳選して仕入れているから高品質
  • 常時2万点以上の豊富な品ぞろえ

良い品質の古着をできるだけ安く手に入れたい方は、ぜひRUSHOUTをご利用くださいね。

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