おしゃれ度急上昇間違いなし!古着はビッグシルエットで着こなせ
古着と言えばアメリカやヨーロッパから仕入れられたものが多く、特にアメリカ古着はサイズが大きめのもが多いのが特徴です。
そのため、フッション好き達の中では「大きめ古着アイテムをおしゃれに着こなせるか」がおしゃれ上級者の登竜門とも言われています。
ワンランク上のおしゃれなファッションスタイルをマスターしたいという方のために、今回は「ビッグシルエット」の着こなしについてお伝えします。
目次
ビッグシルエットとはどんなスタイル?
ビッグシルエットとは、あえて自分に合ったサイズよりも大きめのアイテムを着用することで、全体的に大きめシルエットに見せるスタイルのことです。
そもそも、ビッグシルエットの発祥は90年代で、ヒップホップの流行を背景に、アーティストが着ていた大きめのデニムやTシャツが大流行し、大きめサイズの服を着用したスタイルをビッグシルエットと呼んだことがはじまりと言われています。
2000年代に入るころには、ビッグシルエットの流行は終わりスキニータイプの洋服が流行するようになりますが、2017年ごろからじょじょにビッグシルエットスタイルが定番のスタイルとして人気が出はじめました。
女性が大きめのメンズ服を着ることで、ダボッと感でかわいらしさが出せるところからビッグシルエットは人気を集めはじめましたが、メンズの間でも「かわいい系男子」の人気が出はじめるとともに、ビッグシルエットスタイルは「萌えそで」でメンズのかわいらしさも演出できるとして男女ともに流行が広がっています。
ビッグシルエットで押さえたい古着アイテム
それでは、ビッグシルエットのスタイルをつくりやすい古着アイテムを見てみましょう。
ビッグシルエットをつくるのにおすすめな定番のものから、一風変わったアイテムまで紹介します。
ビッグシルエットと相性抜群の古着アウター
ビッグシルエットに相性抜群なのではアウターです。
アウターは、コーデの中で一番目に付きやすいアイテムであり、カジュアルなものからスタイリッシュなものまで選ぶことができるため、ビッグシルエットスタイルにしたときにバランスを考えて選びやすいアイテムです。
ビッグシルエット自体が全体的にぼやけたカジュアルなイメージになりやすいので、スタイリッシュ寄りのアイテムや、辛めのアイテムをもってくるのがよいと思います。
おすすめアイテムは春らしいトレンチ・ビンテージコートや、渋めのミリタリーコートです。
ビッグシルエットの定番といえば古着スウェット
ビッグシルエットの再ブームの火付け役である、古着のスウェットも定番アイテムとしておすすめです。
古着スウェットはアメカジの定番アイテムで、アメリカ製のものが多いためそもそも大きめサイズのものが豊富に揃っています。
1枚でインパクトのあるコーデにすることができ、萌えそでをしっかりとアピールしやすいのも人気のポイントです。
男女ともに、かわいい系カジュアルコーデをつくりたい人にぴったりのビッグシルエットスタイルでしょう。
デザインが豊富な古着長袖シャツ
古着の長袖シャツはデザインや柄が豊富で、個性的なビッグシルエットスタイルをつくりやすいアイテムです。
長袖シャツは、寒めの日は重ね着して使用できますし、暖かめの日は袖を追ってゆったりとしたシルエットを作りながら涼しく着用できるなど、幅広い季節に着用できます。
特に裾が長いものをセレクトするとスカート風にして、スタイルを変えた着こなしを楽しめるのもおすすめのポイントです。
色んな柄の中から、お気に入りの1枚を見つけるのを楽しみながら、ビッグシルエットスタイルに挑戦するとよいでしょう。
差をつけたいビッグシルエットを目指すならフットボールTシャツ
なかなかまだ他の人が目をつけていないビッグシルエットのアイテムに、フットボールTシャツがあります。
フットボールTシャツは、もともとユニーフォームが原型のため大きめかつ大胆な色の組み合わせが特徴的です。
派手な印象のフットボールTシャツですが、落ち着いた色合いのアイテムを合わせ、ウェストにインすることで全体的に派手な色の部分を少なくすることで、自然な雰囲気のスポーティーなビッグシルエットスタイルをつくることができます。
他の人と一味ちがうビッグシルエットスタイルを目指したいひとには、おすすめのアイテムでしょう。
ボトムでビッグシルエットを見せるならスラックス
ビッグシルエットは、基本的にトップスで遊んだほうが、幅が広がるためおもしろいのですが、ボトムにもってきたい人にはスラックスがおすすめです。
そもそも、スラックスは1930年代にアメリカで生まれた「ゆるい」を意味するパンツのことで、日本では1970年代に流行し、今ではゆるいパンツとして定番のアイテムとなっています。
実は、パンツをビッグシルエットスタイルに使うのはなかなか難しく、その原因はウェストのサイズにあります。
丈が長めの大きいサイズのものはウェストも大きくなりがちで、アイテムを見つけるのが難しいのです。
そのため、スラックスであれば、もともとゆるめのサイズであることからビッグサイズスタイルにはもってこいでしょう。
ビッグシルエットの着こなしポイント
ビッグシルエットにおすすめのアイテムを紹介してきましたが、ここではさらにビッグサイズのアイテムを使ったコーデのコツをお伝えします。
トップス大きめ、ボトムは細身が基本
ビッグシルエットの基本スタイルは、トップスに大きめサイズを持ってきて、ボトムに細身のアイテムを持ってくるのが基本です。
それは、さきほどもお話ししたとおりボトムにビッグシルエットのアイテムを持ってくるのはなかなか難しいということと、ビッグシルエットでやりがちなダサいスタイルを避けるためでもあります。
ビッグシルエットでやりがちな失敗とは、大きめサイズをもってくることでだらしない印象になってしまうことです。
工夫すれば、ボトムにゆったりめのサイズをもってきてもだらしない印象にはならないのですが、基本はボトムは細身で合わせた方が失敗しないビッグシルエットスタイルをつくりやすいでしょう。
また、これから夏にかけては、大き目トップスにすっきりとした印象の短パンを合わせるのもよいでしょう。
短パンも足先にかけてスッキリとした細身をみせることができるので、大きめのトップスと相性がいいです。
写真のコーデのように、ウェストをインすることでダボッとしすぎず、袖のところだけがおおきめの印象を与えるビッグシルエットスタイルもつくることができます。
ボトム大きめハイウェストがポイント
ボトムにゆったりめのサイズをもってくるときは、だらしない印象になりがちなので、ハイウェストで着こなすのがおすすめのスタイルです。
ダメージデニムのアイテムも、きっちりとした印象のシャツを合わせることで、バランスのとれたコーデをつくることができます。
アクセントにベルトも合わせると、よりウェストが締まって見えビッグシルエットの印象をさらに際立たせることができますよ。
おしゃれ上級者はトップス・ボトム両方ともビッグシルエットで攻める
ビッグシルエットの着こなしを普段から取り入れている人は、トップス・ボトム両方大きめサイズのコーデで、一段おしゃれ度のアップしたスタイルをめざしましょう。
「だらしない印象」を克服するひとつの手段として、きれいめのアイテムを取り入れるのがポイントです。
上記写真のコーデは、ボトムと同系色のきれいめジャケットをもってくることで、絶妙にバランスのとれたビッグシルエットスタイルをつくれています。
また、他のアイデアとして、ウェストをベルトでひきしめ、ベストを羽織るなど、引き締めるアイテムを投入するのも上級テクニックです。
どちらのコーデにも言えることですが、全体的に使用する色は2色程度までとし、ごちゃごちゃしないようにするのがコツです。
まとめ
ビッグシルエットスタイルは、コーデのコツさえ押さえれば、おしゃれ度の高いコーデがつくれ、どこに大きめのアイテムをもってくるかによってバリエーションのあるスタイルを楽しめます。
「大きめ古着アイテムをおしゃれに着こなせるか」がおしゃれ上級者と呼ばれるかどうかのキーポイントにもなるので、ぜひコツを押さえてビッグシルエットスタイルにチャレンジしてみてください。
RUSHOUTは、アメリカ製の大きめサイズの古着を豊富にそろえており、店頭はもちろんのこと、インターネットでも気軽に購入することができます。
ビッグシルエットをつくるのにぴったりのアイテムをたくさん用意してますので、ぜひ一度のぞいてみてくださいね。