RSS
 

古着屋が絶賛するアメリカ生まれの作業パンツ【機能性・耐久性・デザイン性が抜群】

作業パンツ 古着

普段の仕事で作業服を着用する方々の間で「作業着は古着から選ぶのが一番!」という考え方は結構メジャーになってきているようです。

「作業服専門店よりも古着屋でジーパン買った方が安いんだけど・・・」
「古着って何でこんなに丈夫なの?前の持ち主も使ってたはずなのに」
「作業着に古着を取り入れてシャレた着こなしする人が周りに増えてきた」

こんな感じで古着の良さを感じてくれる方がいるのは、古着屋としても嬉しい限りです。

すぐに汚れるのに新品のブランドを取り入れるのも気が引けるし、、、かと言って多少は見栄えも気にしたいし、、、よし、古着でカッコイイアイテムを探してこよう!!

ただ、カジュアルすぎると、作業着としての機能(耐劣化性・耐摩耗性など)を果たせなくなるし、作業着の着こなしって意外と難しいんですよね。


そこで今回は、いかなるトップスにも比較的合わせやすい「作業パンツ」をご紹介したいと思います。

特に海外古着は、作業着としての十分な機能を担保しつつ、日本では販売されていないブランドや一点ものアイテムといった個性も取り入れることができるのでオススメです!

作業パンツとしての定番から、周りとは一味ちがう古着屋チョイスまでたっぷりとご紹介させていただきます!

作業着にワークウェアブランドの古着を使うのがオススメできるワケ

作業パンツ 古着

作業着に古着を取り入れている人は結構多いとのことですが、改めて作業着に古着を活用するメリットを考えてみました。

  1. 機能性・耐久性・実用性重視のアメリカ古着との相性がいい
  2. 新品よりも体に馴染んで動きやすい
  3. 汚すために買ったのに何故か愛着が湧く

①機能性・耐久性・実用性重視のアメリカ古着との相性がいい

アメリカのファッションカルチャーでは、「衣服は無駄のない機能性と実用性の高さを追求して設計されるべき」という考え方が主流です。

それは作業着においても例外ではなく、作業着には「働くため」に必要な機能とデザインが凝縮されています。

素材も耐久性に優れたものを採用しているため、古着でもパフォーマンスの高いものが安価に手に入るんです。

②新品よりも体に馴染んで動きやすい

作業着に使用される素材は頑強なものが多いため、良質なものでも買ってからしばらくはバキバキ感があり、どちらかというと「作業着に着られている感」があります。

その点、前のオーナーが着慣らしてくれている古着は、程よく柔らかくなっていて体にフィットしやすいです。

③古着ならではの魅力!汚すために買ったのに何故か愛着が湧く

「安いし、汚れても気にならないし、ガシガシ使うぞ~!!」という思いで手にした古着。

しかし、ふと目に留まって自分の直感で選んだものが長持ちすると、いくら安価と言えどやっぱり愛着が湧くもの。

この子は東日本のボランティアに行くときに、東中野の古着屋で作業着として500円で買った子だったんだけど、なんか愛着が湧いてずっと着てた。 そろそろ襟袖が解れてきちゃったので、寝かせてあげようかなと思う。 お疲れさまでした。永いことありがとうね。@atto_mo

泣けます・・・。

他の人とは違う一点もの。時代に流されない自己流のワークスタイルが古着には詰まっています。

作業パンツの基本:定番の「カーゴパンツ」と「ジーンズ」

ここからは作業パンツとしてオススメのアイテムを、古着屋目線を取り入れつつご紹介していきます。

まずは、ジャンルを問わず、作業パンツとしてよく使用されている「カーゴパンツ」と「ジーンズ」から。

どちらも起源は「労働者のために作られたパンツ」なので、ブランドを問わず自分の気に入ったものを選ぶといいと思います。

新品だと1万円を超えるようなブランドでも、パフォーマンスはそのままで数千円くらいで手に入るのが古着のいいところですね!

①カーゴパンツ

太ももの側面についている工具用の大きなポケットタフな素材動きやすさを重視したラフなシルエットといった「The 作業員」らしさが凝縮されたカーゴパンツ。

作業服屋さんに売っている「迷ったらコレ!」という一番オーソドックスな作業パンツで、最近はストレッチの効いた細身のシルエットやデニム柄といったバリエーションも出てきました。


今でこそ迷彩柄のミリタリー系のイメージが強いカーゴパンツですが、その名の通り(カーゴ・cargo =貨物)、もともとは貨物船や港の労働者の作業着だったそう。

1940年代からアメリカの軍用に採用されているパンツなので、当時も現代もその耐久性と機能性はお墨付き!!


初めて作業パンツを買うという方であれば、ひとまず何本か用意しておきたいところです。

カーゴ メンズ

②ジーンズ(デニム)

作業パンツ ジーンズ

工事、建設、整備、清掃など多くの「働く”現場”」で活躍しているジーンズ。

汚れや色あせ、擦り切れ、ダメージ感も使えば使うほど味が出て、あらゆるテイストのファッションにも取り入れられ、タウンユースとしてもハズレがない老若男女に愛される万能のパンツです。


北米の金鉱山で働く金鉱堀たちのズボンが、過酷な労働環境ですぐに破れてしまっていたことから開発されたのがジーンズの歴史の始まりだと言われていますが、正確な発祥の地は不明。


ただ、アメリカが生んだキング・オブ・デニムと言われる『リーバイス(Levi’s)』のジーンズは「作業着に使えるタフなパンツが欲しい!」という声から生まれ、同じく長い歴史を持つ『リー(Lee)』のジーンズも始まりは自社作業員の正装として開発されたということから、ジーンズが過酷な環境の作業員、労働者のために作られたパンツであることは間違いありません。


どんな作業着のトップスにも合わせやすく、また多彩なバリエーションからチョイスできるので、個性を出しやすく自分の好みやこだわりを表現しやすいアイテムです。

ジーンズ メンズ

ワークウェアブランドから選ぶファッション志向の高い作業パンツ

作業着のコンセプトや機能性をベースに、タウンユースとしてのテイストも取り入れているアメリカンワークウェアの2大ブランド「ディッキーズ」と「カーハート」をご紹介します。

カジュアル向けにも使えるシルエットが用意されているので、「小洒落た感じが出せる無難な作業着が欲しい」という場合は、この2大ブランドを選んでおけばまず失敗することはないでしょう。

①ディッキーズ:労働者の声を大切にしてきたブランド

アメカジワーク系おすすめブランド

アメカジファッションの代表として絶大な人気を誇るディッキーズ(Dickies)ですが、その実態は「働く人々に寄り添う」ことをコンセプトに、丈夫さ・着心地の良さ・動きやすさを追求し続けるワークウェアブランドです。


創設者のウィリアムソンとディッキーは、質の高いワークウェアを作るために、アメリカ中の牧場、工場、鉱山などの働く現場に出張し、労働者の生の声を聞いて回ったそう。


ディッキーズ 作業服

労働者を守るタフさや無駄のない機能性の高さに加えて、デザイン性も優れているディッキーズのアイテムは作業パンツだけではありません。

ツナギやワークシャツといった「労働者のおしゃれな正装」が揃っています。

⇒ディッキーズ(Dickies)の商品一覧

②カーハート:頑強なダック素材から生まれるどっしりとした男らしさ

カーハート 作業パンツ

ディッキーズに並ぶ人気のワークウェアブランド『カーハート(Carharrt)』のアイテムの特徴は、作業着としての「男らしいどっしり感」とファッションウェアとしての「シンプルなデザイン」が共存しているところ。

ダック生地とデニム生地のオーバーオールに始まり、今でもダック生地を採用したアイテムがブランドの象徴ともなっています。

「ダック生地」は、体育館のマットにも使用されているほどの超頑丈な肉厚素材で、ちょっそやそっとじゃ燃えることのない耐火性にも優れています。

新品のうちはバキバキ感があり、着込んだり洗ったりしているうちに柔らかくなってきます。

その点、古着だと最初から体に馴染みやすいですね。洗った時の色落ち感もまた味が出てて最高です。

⇒カーハート(Carharrt)の商品一覧

古着好きが厳選!生地やデザインから選ぶ人気の作業パンツ

最後は、作業着も古着も個性派も大好き!という古着を愛するものが目を光らせる当店で特に人気のアイテムをご紹介します。

ツナギとかオーバーオールが作業パンツの部類に入るかどうかはさておき、古着の魅力もたっぷりお伝えしますので楽しんでいってください!!

①ダブルニーのペインターパンツ

「ダブルニー」とは、膝の部分に当て布を施して、その部分を補強したワークパンツのこと。

ワークパンツの生地にはもともと頑丈なものが使われていますが、それが二重になっているため強度は抜群!そう簡単に破れることはありません。

頻繁に膝を地面につけて作業をする労働者のために、膝部分が擦り切れてしまわないように開発されたワークパンツです。


ダブルニー 作業パンツ

そして、ペインター(painter=絵描き・塗装)ということで、こちらの “いかにも” なアイテムはいかがでしょうか。

働いた勲章みたいでかっこいいですよね。以前の持ち主の歴史や作業現場の風景を想像できるのも古着ならではの楽しみなんです!

ダブルニー

②ヒッコリーストライプのオーバーオール

アメカジワーク系おすすめブランド

ヒッコリーストライプ柄は、ワーク系ファッションにおける定番中の定番デザイン。

ネイビー系が多いこのストライプ柄は、元々は汚れを目立たせないようにカムフラージュするという目的があったそう。


アメカジワークウェア素材

ちなみに胸当てや腰周りに至るところについているポケットも、作業の道具を入れるために作られていて、腰の部分の縦長ポケットは「スケールポケット」と呼ばれ、定規を入れて持ち運べるようにしています。

他にも先ほど紹介したダブルニー加工が施されているものや、「ハンマーループ」と呼ばれるハンマーを吊るして持ち運ぶための紐がついていたり、とやはりオーバーオールは労働者の利便性を第一に考慮した「ワークウェア」です。

ヒッコリー オーバーオール

③『KEY(キー)』のヘリンボーン生地のツナギ

KEY つなぎ

古着好きからひっそりと人気の高い『KEY(キー)』のツナギもご紹介させていただきます!

KEYは、1908年にアメリカ・カンサス州で創設された100年以上の歴史を持つワークウェアの老舗的な存在。

当時のアメリカには、ハイクォリティー・ローコストの作業着が他になく、安価に手に入るKEYのハイパフォーマンスな作業着は労働者の救世主となったそう。


素材にもこだわった古着を選びたいなら、「ヘリンボーン生地」という高密度素材も知っておきましょう。

ヘリンボーン生地

ヘリンとは魚のニシンという意味。生地の凹凸感がニシンの骨に似ていることからヘリンボーンと呼ばれるようになりました。

その強度の高さから、過酷な労働環境の作業着素材としてだけでなく、軍服素材として活躍しています。

ヘリンボーン ツナギ

④オーバーオールのスペシャルブランド『オシュコシュ(OshKosh)』

キッズ用のオーバーオールを世界で初めて作ったことで有名となり、子供服ブランドとして『OshKosh(オシュコシュ)』ですが、元々はアメリカのウィスコンシン州にて、農夫や鉄道労働者向けのオーバーオールを製造していた小さな作業着メーカーでした。

オーバーオールから始まったブランドだけに、他のブランドと比べて、オーバーオールの種類はかなり豊富で、古着好きにはビンテージワークウェアとして人気です。

⇒オシュコシュの商品一覧

オシュコシュ

古着を取り入れた個性派の作業着スタイルで仕事もファッションも楽しもう!

作業パンツ 古着

1日で着用する時間の長い仕事着。

仕事だから・・・とは言っても、やっぱり自分の好きなスタイルを大事にした方がモチベーションも上がりますよね。

アメリカ発のワークウェアはその素材やコンセプトから経年変化で味わいが増し、使い込むことで男らしい風合いも出てきます。


アメリカ古着を取りそろえるRUSHOUTは、ビンテージ古着を含め、全てスタッフがアメリカ現地で厳選して買い付けた商品ばかり。

今回は作業パンツをご紹介しましたが、ワークシャツやポロシャツ、またジャケットやセーターといった防寒着も機能性が高いものが揃っています。

古着のワークウェアをお探しの方は、ぜひRUSHOUTをご利用ください!!

9つのサービス


ページトップへ