90年代のレジェンドたちが蘇る!NBAの古着アイテムとアメリカンカルチャー
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スポーツ大国アメリカで最も活気のあるスポーツリーグの1つ、NBA(National Basketball Association)。
日本では野球やサッカー、ラグビーの人気に埋もれがちですが、NBAは世界215の国と地域、50言語で試合をしているほど世界で注目されているプロスポーツリーグです。
昨年2019年の4月、八村選手がドラフト指名を1巡目で受けるという日本人初の快挙を成し遂げたことはまだ記憶に新しいですね!
国内では2019年のユニフォームの売上げ1位は八村選手、チームグッズ部門では彼が所属するウィザーズは2位と、NBAへの関心が高まっています。
◆NBA歴代日本人プレーヤー
- 田臥勇太(2003年~2008年):日本バスケット界からNBAへの道を切り開いた日本人初のNBAプレーヤー
- 渡邊雄太(2018年~):出場2試合目で決めたダンクとスリーポイントシュートがNBA公式の新人ベストプレーに選出
- 八村塁(2019年~):日本人初のNBAドラフト1巡目指名
さて、本日の古着コラムのテーマはまさしく「NBA」!!
NBAと言えば、「90年代」「ヒップホップ」「ビンテージユニフォーム」と、スポーツ以外のアメリカンカルチャーと関連性の深いキーワードも多く、バスケットファンはもちろん古着好きも目を光らせている方が多いんです。
今回は「NBA x アメリカ古着屋」のコラボレーションをお楽しみいただければと思います!
目次
【NBA × ファッション】コーディネートに決まりごとは無い!
古着屋のNBAアイテムの前で足を止めている方は、熱烈なチームファンだったり、バスケット好きのB-Boyだったり、90年代のアメカジ好きだったり、ビンテージコレクターだったり、、、と様々です。
「目的が違えば使われ方も人それぞれ!」
ということで、どんな方がどんな風にNBAのアイテムを取り入れているか少し覗いてみましょう。
トップスとの重ね着でストリートMIXスタイルに
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ユニフォームのゆったりめのサイズ感を、春夏用のパーカーとフィットさせて、イカツすぎず・ゆるすぎずなストリートMIXコーデ。
ディッキーズのハーフパンツに足元はコンバース、とアメカジスタイルとの相性も抜群です!
ヘビートーンでもゴツゴツしすぎない!ビッグロゴがアクセント
出典:wear.jp
こちらもユニフォームのオーバーサイズ感を活かした肩ひじ張らないラフなスタイリング。
普通のタンクトップではできない厚手のパーカーとの重ね着もゲームジャージならピッタリ。
アウター、パーカー、スウェットパンツとユニフォームのベースカラーを落ち着いたダークトーンで合わせることで、ビッグロゴ(チームロゴと背番号)の存在感が際立ちます!!
ビッグサイズのユニフォームがワンピースに【B-Girlスタイル】
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NBAの試合中継にもユニフォーム姿のホットな美女が映ることがありますが、こんな風にワンピース代わりに取り入れることができます。
チアリーディングの衣装もバスケットのゲームジャージをモチーフにしたデザインがよく見られます。
羽織るだけで圧倒的な存在感!ブルズのスタジャン
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ブルズのイメージカラーである「レッド x ブラック」と大きな闘牛(Bull)のバックロゴ。ジャケットから放たれるこの存在感だけで圧倒されます。
太めのジーンズから黒のスキニーパンツまでボトムスは比較的合わせやすく、とにかく何を穿いても上半身に不動のどっしり感があります。
【NBA × 90年代 x ビンテージ】全盛期が古着アイテムから蘇る!
90年代のNBAは「あれほどのスーパースターが揃っていた時代はもう二度と来ないのかも…」と言われるほど名実ともにスタープレイヤーが多く活躍していたそう。
NBAアイテムの中でも90年代のビンテージは、バスケットファンからも古着好きからも人気です。
90年代NBAはレジェンド揃い!名選手のユニフォームは争奪戦に
左から、マイケル=ジョーダン(シカゴ・ブルズ)、コービー=ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ)、スコッティ=ピッペン(ポートランド・ブレイザーズ)
古着の良さは何と言ってもその安さですが、スポーツのユニフォームにおいては「引退した選手の当時のモデルが手に入る」のも古着のメリットでしょう。
90年代にはバスケットボール殿堂入り(選手、コーチ、レフェリー、プロアマ含む)を果たしたスター選手がNBAから数多く輩出され、当時のユニフォームやチームグッズの価値は非常に高いものとされています。
特に90年代に強かったシカゴ・ブルズやロサンジェルス・レイカーズのユニフォームは、選手単位で人気が高く、入手困難な上に売り切れるのも早いです。
アメリカ代表「ドリームチーム」のユニフォームも人気です
こちらは1996年のアトランタオリンピックのアメリカ代表ユニフォームです。
1992年のバルセロナオリンピックからプロ選手の出場が解禁となり、当時のNBA史上屈指のスタープレイヤーが選抜され、「ドリームチーム」という公式ニックネームが称されていました。
NBAの「スタジャン」はチームアイテムの代表格
遠目からでもすぐに認識できるくらいの背面の大きなチームロゴがいいですよね!
数十年経った今も人気が衰えることのないレジェンドたちですが、その当時のチームウェアであるスタジャンもまた、希少価値の高いアイテムです。
【NBA x ヒップホップ】スラム街から生まれるスターは共鳴しあう
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実は、ヒップホップアーティストの中にはバスケットが大好きで、大学チームから奨学金が出るほどの実力者も多いです。
また「怪我のためにバスケを断念して、ラッパーにキャリアチェンジした」なんて人も少なくありません。
NBAの試合をよく観戦する人なら気づいているかと思いますが、試合会場で流れるBGMってヒップホップ(またはR&B)が多いと思いませんか?
実はアメリカンカルチャーにおいて、バスケットボールとヒップホップは切り離せない関係にあるんです。
アフリカ系アメリカ人から生まれたヒップホップとバスケットボール
かつて奴隷としてアメリカ大陸に連行された西アフリカ系の黒人は、奴隷制から解放された後も大半は貧困層を占めていました。
そんな彼らにとって、バスケットボールはボールとゴール代わりのものさえあれば、場所や人数を選ばずにできるスポーツ!!
また時を同じくして貧困地帯では、社会の理不尽を訴えたり、同士で不満を言い合って自己を主張・表現する「ラップバトル」や「ダンスバトル」が、スラム街の至る所で1日中行われていました。
もともと黒人奴隷だったアフリカ系アメリカ人のライフスタイルから生まれたスポーツとエンターテインメントが融合したのがストリートバスケットです。
ヒップホップミュージックと派手な実況、観客の大歓声と野次、観客を煽って沸かせるプレイスタイルなどはNBAの試合中継でも見られますよね。
NBAプレーヤーも観客もヒップホップが大好き
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バスケットボールが得意なヒップホップアーティストがいる傍らで、逆にラッパーとしてのスキル”も”高いNBAプレイヤーもいます。
捨てきれない夢を追って二手に別れたものの、同じ環境で育ち、スターへの険しい道のりを進んでいく者同士、共鳴し合える部分も多いのではないでしょうか。
【NBA x 古着屋RUSHOUT】アイテムも文化もアメリカ現地から直入荷!
今回は、NBAに馴染みの深いキーワード「ファッション」「90年代」「ヒップホップ」と古着のコラボをお届けしました。
NBAのアイテムを購入する方の趣味・嗜好は様々。ファッションに取り入れることにも特にルールはありません。
NBAファン、B-Boy & B-Girl、90年代ビンテージコレクター…彼らに共通することは、みんなバスケットボールが大好きだということ。
アメリカでは古くから国技として活気のあるNBAの世界ですが、田臥選手以来14年ぶりに2018年にNBA入りした渡邊選手、続いて2019年にドラフト指名の快挙を成し遂げた八村選手の活躍もあり、今後は日本でもさらに注目度が高まるのではないでしょうか。
その一方で、数十年前に多大な功績を残したNBAレジェンドたちは今もなお、世代を越えて愛され続け、当時のユニフォームや彼らが愛用したアイテムの価値は上昇を続けています。
アメリカ古着を取りそろえるRUSHOUTは、ビンテージ古着を含め、全てスタッフがアメリカ現地で厳選して買い付けた商品ばかり。
あのレジェンドが着用していたユニフォーム、時代と共にデザインの変遷が見えるチームのスタジャン、そのほかNBA関連アイテムやアメリカのプロスポーツブランドを常時入荷しています。
周りとはちょっと違った個性的なアイテムをお探しの方は、ぜひRUSHOUTをご利用ください!!