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「ビンテージ古着」とは?普通の古着との違いとその魅力

古着屋の商品の中で、「ビンテージ」と書かれた商品を手にしたことはありますか?

ビンテージ古着は他の古着と比べて、値段が高いことがほとんどですよね。

ビンテージ古着はその他の古着と何が違うのか、疑問に感じたことがある人もいると思います。

普通の古着と比べて高くなっても、なお人気のあるビンテージ古着の魅力をご紹介します。

「ビンテージ古着」とは?

ビンテージとは『年代物でデザインや素材に価値があるもの』を指します。

古着は『誰かが一度袖を通したもの』を指します。

つまり、例えば今年発売された、ユニクロの服であっても誰かが一度袖を通していれば「古着」となりますが、「ビンテージ」にはなりません。

そして古着という大きなジャンルの中に、ビンテージ古着は入っています。

ビンテージ古着の「年代物」の定義ですが、10年以上という人から30年以上という人までいて、これといった決まりはありません。

ただ、アパレル業界では2018年現在、古着の業界では1990年代以前のものがビンテージといわれることが多いです。

デッドストックとは何か?

ちなみに、デッドストックと呼ばれるものもあります。

デッドストックは古い年代の衣服が買い手に回らないまま、現代まで保管されていたものをいいます。

デッドストックは「誰かが一度袖を通した」古着ではないですが、古着屋で取り扱われていることが多く、古着として扱われることがほとんどです。

ビンテージ古着はなぜ高いのか?それでも買いたくなる魅力

ビンテージ古着はどうしてもその他の古着と比べると値段が高くつきます。

とにかく安く服が欲しい人にはビンテージは合わないかもしれませんが、ビンテージにはハマる人はハマる、不思議な魅力があります。

そのビンテージ古着の魅力についてお伝えします。

今では再現が難しい仕立てや技法が使われているから貴重

時代の流れとともに、アパレルの生産体制や背景もどんどん変わっています。

2000年代以降のファッションは、GAPやUNIQLOといったファストファッションが消費者の支持を獲得しています。

ファストファッションでは、中国などのアジア圏の工場で、流行のファッションを低価格で大量に生産しますよね。

それに対して、ビンテージは「良いものを長く使えるように」手間をかけて生産されたものが多いので、ファストファッションと真逆をいっていると言えます。

ファストファッションと入れ替わり、アメリカのアパレル工場や、手間をかけたような仕立て方はどんどんと減っています。

だから、ビンテージでは、今では手に入らないような仕立てや技法が使われたジッパーやボタンが施されていることが多いのです。

大量生産されておらず、年数も立っているので貴重

さらに、ファストファッションと大きく違う点として、ビンテージは大量に生産されていたわけではありません。

しかも、20年以上も経っているとなると、ひどい汚れや故障もなく、捨てられずに商品として魅力的なままの状態を保っている古着はかなり少なくなります。

実際に、時代の流れとともに古い年代のビンテージはどんどん入手が困難になっていきます。

だからこそ、古着屋で出会った古着は二度と出会えないかもしれない一点物になることが多いです。

上質だから使えば使うほど味が出てくる

ビンテージ古着は「良いものを長く使えるように」作られているから、経年変化を楽しむことができるのも魅力のひとつ。

特に、アメリカ製のジーンズ、革を使った衣類、チノパンやワークジャケットなどは経年変化を楽しむのにピッタリです。

これらは毎日ハードにたくさん働いてもずっと使えるように作られた衣服なので、既に傷や穴があったとしてもまだまだ使えるのです。

他の店を探しても同じものがなかなか見つからない、あなただけの一点物の古着は、長年使っているとさらに愛着がわくこと間違いなしです。

ビンテージならではの、それぞれの時代感をまとえる魅力がある

80年代のインディージョーンズのTシャツ

ビンテージが好きな人は映画や音楽といった文化に精通した人も多いです。

昔の映画や音楽好きからすると、当時の時代特有のファッションを身にまとえることはとても魅力的といえます。

例えば、映画でいえば、名作と呼ばれる40年代の『風と共に去りぬ』・50年代の『ローマの休日』・60年代の「イージーライダー」・70年代の「ロッキー」・80年代の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」など。

昔の映画を見ていると、長い年月が経っていても見ていてかっこいい!と思えるファッションに出会えます。

そういった時代特有のファッションを身にまとえるのは、ビンテージならではの魅力です。

ビンテージと古着の違い、ビンテージの魅力についてのまとめ

いかがでしょうか?

古着の中でもビンテージは奥が深く、はまりだすと止まらない魅力があります。

古着の中でも価格が高いビンテージ古着のことを疑問に思っていた方たちにも魅力が伝わればうれしいです。

この記事を書いているRUSH OUTでは、卸売業者を通さず、自社スタッフが直接アメリカに買い付けに行っているため、上質なビンテージ古着がお買い求めやすい値段で手に入れることができます。

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