アメカジをオシャレに着こなすためのブランドガイド|定番アイテム別おすすめと特徴を紹介
無骨でアクティブな印象のアメカジ(アメリカンカジュアル)スタイル。
アメカジをかっこよく着こなすのであれば、本場アメリカのブランドがおすすめです。
この記事では、アメカジといえばこれ!という絶対知っておきたいブランド3つと、アメカジに欠かせないアイテムごとのおすすめブランドをご紹介します。
目次
アメカジのブランドといえばこの3つは外せない
数あるアメカジブランドで、特にこれは外せない定番を3つ挙げるとしたら以下となります。
- ラルフローレン(RALPH LAUREN)
- リーバイス(Levi’s)
- チャンピオン(Champion)
それぞれの特徴をご紹介します。
アメカジの王様「ラルフローレン(RALPH LAUREN)」
アメカジというファッションジャンルを築き上げたのが、ラルフローレンと言われています。
ラルフローレンのアイテムは、ベーシックできれいめなものから、遊び心のある鮮やかな色使いのものまで幅広いのが特徴。
シャツ、ポロシャツ、Tシャツ、チノパン、ジーンズ、ジャケット、コート…と取り扱いアイテムが幅広く、アメカジファッションを作るのに必要なアイテムはすべてラルフローレンでそろえることができます。
ブランド設立から、50年以上たっても全世界で親しまれているブランドなので、老若男女問わずファッションに取り入れることができますよ。
ジーンズの原点「リーバイス(Levi’s)」
カジュアルファッションに欠かせないジーンズが生み出したのが「リーバイス」です。
ジーンズは、1873年に鉱山で働く人たちのための「働いている間に破れないパンツ」として開発されました。
そのパンツが改善され、1890年に今もリーバイスの代表格である「501」が誕生されました。
リーバイスはその後も、丈夫な生地を使って品質にこだわりジーンズを作り続けています。
アメカジに欠かせないジーンズアイテムについて、リーバイスを通らずして語ることはできないでしょう。
スウェットが人気「チャンピオン(Champion)」
アメカジでは、スポーツブランドのアイテムを取り入れるのも定番。その中でも近年人気が高いのが、チャンピオンです。
チャンピオンは、キング・オブ・スウェットと称されるほど、どのブランドよりも秀でたスウェットを作っていることで有名です。
中でもリバースウィーブと呼ばれる製法で作られたスウェットは、洗っても縮まず、よれないのが特徴。
スウェットの他にTシャツなどのアイテムも人気です。
アメカジの定番アイテム別おすすめブランド集
ここからはアメカジの定番アイテムごとの、おすすめブランドをご紹介します。
【ジーンズ】のおすすめブランド
まずはアメカジのボトムスといえば大定番のジーンズのおすすめブランドを紹介します。
- リーバイス
- リー
- ラングラー
- ラルフローレン
リーバイス(Levi’s)
先述の通り、ジーンズが生み出したのは「リーバイス」。
どのモデルも人気が高いですが、特にアメカジスタイルで人気なのは501と505というモデルです。
簡単にいうと、リーバイスは初めてジーンズを作ったブランドであり、その中でも現在のジーンズの原点となった商品がリーバイス501です。
そこから、作業服としてではなくファッションアイテムとして親しんでもらえるように開発されたのがリーバイス505です。
アメカジ定番のジーンズが履きたいのであれば、501か505を選べば間違いないでしょう。
リーバイス501
リーバイス501の商品一覧
リーバイス505
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リー(Lee)
リーのデニムの特徴は、「独特の色落ち」と言われています。
デニム生地には、「右綾デニム」と「左綾デニム」があり、一般的なデニムは「右綾デニム」が多いです。「左綾デニム」は、糸の撚り方向の関係で、色のタテ落ちをしやすい性質があります。
リーでは、「左綾デニム」を使っていて、色が落ちていくときにもキレイなタテ落ちが出やすく、履けば履くほど独特の質感が出ます。
そして、リーの最も有名なジーンズは、リーライダースの愛称で親しまれている「101」モデルです。
シルエットはストレートで、ズボンの前開きとなる部分がジッパー(ジッパーフライ)だから、スタンダードに履きこなすことができるでしょう。
ラングラー(Wrangler)
ラングラーは、日本では知名度は低めかもしれませんが、アメリカではリーバイス、リーに並ぶ3大ジーンズブランドの一つです。
デニムの名だたる老舗ブランドの中でも、ラングラーはひときわに無骨で、トレンドに左右されない正統派デニム。本物志向のファンから人気を集めています。
ラングラーのジーンズで人気があるのはカウボーイカットジーンズ。
アメリカのロデオ・カウボーイ達が好んで着用していたことから、今でもその名残のあるカウボーイデザインと耐久性のよさが魅力です。
これまでは、特に男性から人気を集めてきたラングラー・ジーンズですが、他のアイテムを邪魔しないシンプルなデザインは、女性でも着回しコーデに活用できますよ。
ラルフローレン(RALPH LAUREN)
記事の最初でも紹介した、アメカジの王様ラルフローレンは、ジーンズもおすすめです。
他のブランドは、もともと作業員やカウボーイ向けのアパレルでしたが、ラルフローレンは最初からファッション志向のブランド。
程よい硬さで履きやすく、スタイルをよく見せてくれるジーンズが多いです。
【チェックシャツ】のおすすめブランド
アメカジのトップスは、チェックシャツが定番。
チェックシャツでおすすめなのは、この2ブランドです。
- ラルフローレン
- トミーヒルフィガー
ラルフローレン(RALPH LAUREN)
ラルフローレンのチェックシャツは、色や柄のサイズのバリエーションが豊富なのが特徴です。
定番の赤やネイビーのチェックから、きれいめに着こなしやすいモノトーン、また遊び心のあるカラー展開もあります。
トミーヒルフィガー(Tommy Hilfiger)
トミーヒルフィガーも、ラルフローレンに続くアメカジやアメトラ(アメリカントラディショナル)のブランドです。
ラルフローレンと比べて、落ち着いた色合いが多く、大人の男性も着こなしやすいチェックシャツが豊富にあります。
【Tシャツ】のおすすめブランド
夏のアメカジスタイルに、何枚持っていてもいいTシャツ。
人気があっておすすめのブランドは、この3つです。
- チャンピオン
- カーハート(ポケットTシャツ)
- ナイキ(ビッグロゴ)
チャンピオン(Champion)
スポーツブランドであり、生地の強さが特徴のチャンピオンは、Tシャツも人気です。
最近は人気があるので、ロゴがあるだけでもおしゃれのランクが上がりそうですよね。
他のブランドではあまり見かけない、袖のロゴ刺繍が特徴です。
カーハート(Carhatt)のポケットTシャツ
カーハートは、アメリカのワークウェアブランドで、最近とても人気です。
特徴はTシャツもワークウェアブランドらしい厚みのある生地感。
黄色いワンポイントロゴがシンプルなコーデのアクセントになります。
ナイキ(NIKE)のビッグロゴTシャツ
ナイキは、おなじみのアメリカ生まれのスポーツブランドです。
スウィッシュと呼ばれるチェックマークのようなロゴが、スタイリッシュさを醸し出しています。
ナイキのTシャツの中でも90年代に流行った、ビッグロゴTシャツが最近人気です。
シンプルながら程よい主張感のロゴTシャツは、コーデに困ったときに活躍することでしょう。
【スウェット】のおすすめブランド
春・秋・冬と、着こなし次第で長く着まわせて、リラックスもできるスウェット。
おすすめのブランドは、以下の2つです。
- チャンピオン (リバースウィーブ)
- スターター
チャンピオン(Champion)のリバースウィーブ
チャンピオンが出しているリバースウィーブというスウェットは、キング・オブ・スウェットと呼ばれているほど定番で名作です。
リバースウィーブは、綿の柔らかさがありながら、洗濯をしても縮みにくく、着れば着るほど経年変化で肌なじみがよくなっているのが特徴です。
リバースウィーブは、ボディの種類だから、色やデザインは様々。
気に入ったリバースウィーブを1枚手に入れれば、その魅力にはまることでしょう。
スターター(STARTER)
スターターは、スポーツウエアとポップカルチャーを融合した先駆けのブランドで、NFLなどのプロやカレッジスポーツで使われている代表格。
ストリート、カジュアルスタイルとの相性が抜群なのでスウェットをかっこよく着こなしたいのであれば、スターターのスウェットがおすすめです。
【チノパン】のおすすめブランド
アメカジファッションのボトムスといえば、ジーンズの次に定番なのがチノパン。
おすすめのブランドは以下の2つです。
- ラルフローレン
- トミーヒルフィガー
ラルフローレン(RALPH LAUREN)
ラルフローレンはチノパンツも人気があります。
きれいめにも、男らしくも履けるスタンダードなデザインが定番。
トレンドを取り入れるなら、太目のチノパンがおすすめです。
トミーヒルフィガー(Tommy Hilfiger)
トミーヒルフィガーのチノパンも、ラルフローレンと並んで人気があります。
きれいめデザインで、スラックスのように使えるアイテムも多いですよ。
ヒップにあるロゴマークもコーデのアクセントになります。
【デニムジャケット】のおすすめブランド
ゴツっとしていて男らしさが出せるデニムジャケットのおすすめブランドは、この3つ。
- リーバイス
- リー
- ラングラー
リーバイス
デニムの生みの親であるリーバイスは、もちろんデニムジャケットも人気商品を数多く世に出しています。
中でも1960年代に発売したサードモデル「トラッカージャケット」は、60年以上たった今でも人気があります。
特徴として、両胸のポケット、V字の切り替え、フロントや袖口に配されたボタンなどが挙げられます。
リー(Lee)
女性に人気のデニムブランド「リー」のジャケットは、男女問わず着やすい、デニムのごつごつした中に柔らかさを感じられるデザインが施されているのが特徴。
写真のデニムジャケットも、両胸のポケットフラップも、襟も、全体のシルエットも丸みを帯びています。
ラングラー(Wrangler)
ラングラーは、カウボーイパンツが定番ということもあって、デニムジャケットも、ポケットの刺繍や襟の形がカウボーイらしいデザインになっているのが特徴。
トレンドとは差を付けた、レトロで砂埃の舞うような男らしさを身につけたいなら、ラングラーのデニムジャケットがおすすめです。
【レザージャケット】のおすすめブランド
大人らしいかっこいいアメカジをまとうなら、本格的なレザージャケットは1枚持っておきたいもの。
おすすめはこちらの2ブランドです。
- ショット
- ハーレーダビッドソン
ショット(Schott)
ライダースジャケットといえばショット、と言っても過言ではないほどの知名度と人気を誇るブランドです。
1928年には、世界初のフロントジッパーのライダースジャケットをリリースし、ライダースジャケットデザインに大きく影響を与えました。
セックスピストルズやラモーンズといった70年代のロックスターに愛用されていたので、パンクファッションがしたい人にもおすすめです。
ハーレーダビッドソン(Harley-Davidson)
ハーレーダビッドソンは、アメリカのオートバイメーカー。
「バイクが好きというよりも、ハーレーが好き」というバイカーも少なくないほど、熱いファンが多いメーカーです。
そんなハーレーが出しているレザージャケットは、まさにバイク乗りのためのアイテム。1930年から1950年代にかけて当時のバイクファッションをリードしていました。
今もハーレーからはジャケットが出ていますが、アメカジの本物感をまといたいのであれば、30年代〜50年代のヴィンテージアイテムがおすすめです。
アメカジのブランドを手軽に身につけるなら古着がおすすめ
アメカジのおすすめブランドを紹介しました。
ぜひ、自分のお気に入りのブランドを見つけて、アメカジファッションを楽しんでくださいね。
本格的なアメカジブランドを手軽に身につけたいのであれば、古着がおすすめです。
古着は、新品より安いことも多いですし、年代物であれば現行のアイテムよりも品質の良いこともあります。
また、既に経年変化したアイテムは、アメカジ特有の”男らしさ”を演出するのにもぴったり。
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