アメリカ古着屋が選ぶアメカジワーク系ブランド|イチオシ素材とコーデも紹介
少し泥臭いくらいがかっこいい。
流行に頼らず、機能と実用性の高いアイテムを擦り切れるまで着る。その使用感・ダメージ感すらも楽しめばいい。
そんな思想に惹かれたあなたは間違いなくワーク系古着が大好きです。
目次
ワーク系のアメカジってどんな感じ?|アメリカ古着屋が教えるスタイルコーデ術
ワークウェアをカジュアルに着こなすって?
「ワークスタイルの男気溢れるどっしり感」と「アメカジ特有のほどよい外し感」を演出するコーディネートをいくつかご紹介します。
ワークスタイルの定番!ヒッコリーストライプ × オーバーオール
ワーク系の定番「ヒッコリーストライプのオーバーオール」をゆったりめのホワイトシャツと合わせた、トップス+オーバーオール+シューズのミニマルコーデ。
ホワイト×ブルーのヒッコリー柄には、同系色のブルーシャツとのきれいめな組合せもおすすめです。
ワーク × ミリタリー×ストリートのミックススタイル
ディッキーズ(Dickies)のワークシャツと迷彩ショートパンツを組み合わせた、ゴツゴツしすぎず、ゆるすぎずなストリートミックスコーデ。
「長袖とショートパンツ」「シャツと長袖トップスの重ね着」「ネイビー×迷彩×ホワイトの統一感」と小技コーデ術が盛りだくさん。
ヘビーデューティーなアイテムでつくるストリートコーデ
ワークウェアの本質は、そのタフなデザインと機能性の高さ。
丈夫さと暖かさを兼ね備えたカーハート(Carharrt)のアクティブパーカーに、使い勝手抜群のカーキのチノパンを組み合わせた、男らしくもゆるめなストリートコーデ。
肩ひじ張らないラフなスタイリングで日常的にガンガン使えるのもうれしいポイントです。
ワークウェアこそビンテージ!使用感がかっこいい古着コーデ
使えば使うほど味が出るビンテージ古着こそ、流行に左右されない男の定番アイテム。
こちらは50年代のシャツと80年代のワークジャケットを合わせたビンテージトップスに、デニムは緩やかなフレアシルエットで現代らしさも取り入れたコーディネートです。
ブランドだけじゃない!ワーク系アメカジは素材が命
ワークウェアはもともと労働者が「働くため」に設計されたもの。機能性と耐久性に優れた素材とデザインこそが、ワークスタイルの原点です。
アメカジファッションの中でも特に力強く男臭さのあるワーク系。もちろん人気ブランドもありますが、まずは「THE 労働者」を彷彿させる定番の頑強素材をおさえておきましょう。
ワーク系アメカジ素材①:ヒッコリーストライプ
しっかりとしたヒッコリー生地にストライプ柄を載せたヒッコリーストライプデザインは、ワーク系素材の定番中の定番。ストライプが細かいものはピンヒッコリーと呼ばれたりもします。
ネイビー系が多いこのヒッコリーストライプ柄。元々は汚れを目立たせないようにカムフラージュするという目的があったそう。
今となってはダメージや汚れもカッコよさの一部!!使っているうちに生地がしんなりと柔らかくなり、使用感が増すほどそのオーナーの体に馴染んできます。
ワーク系アメカジ素材②:ヘリンボーン生地
ヘリンとは魚のニシンという意味。生地の凹凸感がニシンの骨に似ていることからヘリンボーンと呼ばれるようになりました。
ヘリンボーン生地は高密度に織られているほど強度が高く、 元々工場など労働者向けのワークウェアや軍服素材として活躍していました。
がっちりとした肉厚のあるワーク素材らしい頑強で武骨な男をイメージさせつつ、着こむほどに独特の風合いが増してくるのがポイントです!
ワーク系アメカジ素材③:ダック生地
ダック素材は、通常より太い糸を密に織り込んだ頑丈な素材。身近なところで体育館のマットに使用される素材。と言うとタフさがイメージしやすいでしょうか。
水や火にも強く、ちょっとやそっとじゃ燃えたりしませんし、少しの雨なら耐えられるほどの頑丈さです。
新品はバキバキ感がありますが、着込んでるうちに柔らかくなり、洗って色落ち感もまた味があるというデニムのような楽しみ方ができます。
アメカジ古着屋が選ぶおすすめワーク系ブランド3選
使用すればするほどかっこよさが増すワークウェアは、ビンテージものを含めて古着が大人気。
アメリカ古着を取り扱うRUSHOUTでは、スタッフが本場アメリカに出向き、実際に見て触ったアイテムを厳選買い付けしています。
そんな目利きスタッフが選んだ人気のワーク系ブランドはこちら!!
まずは定番&人気のワーク系ブランドと言えばこれ:ディッキーズ(Dickies)
働く人々に寄り添ってきたワーク系ブランドディッキーズ(Dickies)。
創設者のウィリアムソンとディッキーは、質の高いワークウェアを作るために、アメリカ中の牧場、工場、鉱山などの働く現場に出張し、労働者の生の声を聞いて回ったそう。
丈夫さ・着心地の良さ・動きやすさから世界中で様々なシーンで愛用されているアメカジ・ワークスタイルでは欠かすことのできないブランドです。
タフで頑丈な機能性とシンプルで都会的なデザイン:カーハート(Carharrt)
ダック生地とデニム生地を採用したオーバーオールに始まり、今でもダックアイテムがブランドの象徴ともなっているカーハート(Carharrt)。
ワークウェアらしいどっしりとしたタフな作りでありながら、ファッションウェアとしてのシンプルなデザインも兼ね備えているのが特徴。
ワーク系やミリタリースタイルだけでなく、シティボーイ・シティガールからも愛されるアメカジに取り込みやすいアイテムが揃っています。
⇒古着のカーハートはワークウェアの代表ブランド|人気アイテムとコーデ例
古着好きがアツくおすすめするワーク系ブランド:オシュコシュ(Osh Kosh)
アメリカのウィスコンシン州にて、小さな作業着メーカーとして農夫や鉄道労働者用のオーバーオールを製造していたオシュコシュ(OshKosh)。
キッズ用のオーバーオールを世界で初めて作ったことで有名になりました。
現在「OSH KOSH B’GOSH(オシュコシュ ビゴッシュ)」は子供服ブランドとしての知名度が高いのですが、古着好きにはビンテージワークウェアとして人気です。
オーバーオールから始まったブランドだけにその種類もかなり豊富!!
ワークスタイルを極めるならビンテージ古着がおすすめ!
ワークウェアはその素材やコンセプトから経年変化で味わいが増し、使い込むことで男らしい風合いも出てきます。
アメリカ古着を取りそろえるRUSHOUTは、ビンテージ古着を含め、全てスタッフがアメリカ現地で厳選して買い付けた商品ばかり。
古着のワークウェアをお探しの方は、ぜひRUSHOUTをご利用ください!!