昨今では、ビジネスシーンでも休日でも着回せるような、機能的かつスマートに映るアイテムがファッションでも定番化しつつあります。
しかし、ファッションが好きな人なら「じぶんらしい着こなし」に憧れるものですよね。
これからやってくる冬に備えて、「冬にも抜かりなくお洒落をしたい」「休みの日はカジュアルに行きたい」という風に考えている人は、無骨っぽさで自然な男らしさを演出できる「アメカジ」がおすすめです。
この記事では、誰でもアメカジを取り入れやすい「アウター 」で、おすすめのアイテムやコーデを紹介していきます。
目次
渋かっこいいおすすめのアメカジアウター6選
それでは具体的に、「アメカジアウター」というのはどういったアイテムがあげられるのでしょうか。
一般的にアメカジアウターとして取り扱われているものは、以下の通りです。
- デニムジャケット
- レザージャケット
- ミリタリージャケット
- ボアブルゾン
- ハンティングジャケット
- カバーオール
下記では、それぞれのアイテムの特徴やコーデをみていきます。
デニムジャケット
アメカジやワークスタイルの雰囲気を取り入れつつ、タフな見た目で男らしさを演出するアイテムである「デニムジャケット」。
デニムジャケットは、カジュアルな着こなしはもちろん、チェスターコートやテーラードジャケットのなど、キレイ目なジャケットの内側にレイヤードすれば、ドレススタイルのハズしとしても使える万能なライトアウターです。
それでは実際にデニムジャケットを使ったアメカジコーデをみていきましょう。
デニムジャケットを使ったアメカジコーデ
王道ともいえるブルージーンズのデニムジャケットは、プルオーバーパーカーを重ねてタフになりすぎないカジュアルな雰囲気に。
ボトムスにキャメルのチノパンをもってくることによって、秋冬ならではの温かみのある配色になっています。
個性派の方におすすめなのはカラーデニムジャケット。
カラーデニムジャケットは、羽織るだけで一気に周りとは一味違ったコーデに仕上がります。
デニムジャケットを際立たせるためにインナーとボトムスは黒で統一し、ベルトはデニムジャケットのワンポイントと同系色にすることで外しすぎないアクセントになっています。
レザージャケット
「レザージャケット」は、いつものコーデに羽織るだけで大人っぽさを演出してくれるので、1枚持っていると様々なシーンで活躍してくれます。
レザーは高価な素材なため、レザージャケットも決して安価なものではありませんが、着れば着るほどに自分の身体に馴染んでいく素材なため、“一生モノ”として付き合っていけるアウターです。
レザージャケットを使ったアメカジコーデ
男らしさ溢れるボア付きレザージャケットを使ったスタイリングは、ミリタリーのツナギの袖部分でウエストを締める事で、メリハリのあるコーデに仕上げています。
ジャケットとボトムスは無骨で男らしいアイテムですが、インナーのシャツにカラフルな柄が入ったものを着ることによって、カジュアルな着こなしになっています。
レザージャケットの中では、きれいめで比較的に使いやすいアイテムであるシングルライダースジャケットは、シャツとのレイヤードを見せることによってカジュアルダウンしたコーデになっています。
ネルシャツとコーデュロイパンツは王道のアメカジスタイルですが、レザージャケットを合わせることによって大人らしさと男らしさもプラスできます。
ミリタリージャケット
「ミリタリージャケット」とは、いわゆる軍人が着用するジャケットのことを指します。
軍服に使われるディテールデザインやエポーレット、フラップ&ボタンダウンポケットなどを取り入れたジャケットの総称です。
近年定番のアウターとして人気を集めている「MA-1」や「ライナージャケット」「M-65」「モッズコート」などがミリタリージャケットの定番品にあたります。
ミリタリージャケットを使ったアメカジコーデ
オーバーサイズのミリタリージャケットにスカーフをあわせて、女性も着やすいようなボーイスカウト風なコーデに仕上げました。
襟付きトップスとスカーフは相性抜群の組み合わせです。
全体的にオーバーサイズのアイテムでゆるっとした雰囲気ですが、ハイネックインナーのチラ見えしている黒と、スニーカーの黒が、コーデ全体を引き締めています。
オーバーサイズのMA-1を絶妙なバランスで着こなしているこのコーデは、ゆるい雰囲気のフリースと、明るい色味のボトムスを合わせて全体の色味とバランスをうまく整えています。
ジャストサイズのMA-1は、ミリタリーな雰囲気と無骨さが全面に出るため、カジュアルにMA-1を取り入れたい方はオーバーサイズ気味のものを選ぶのがおすすめです。
ボアブルゾン
「ボアブルゾン」とは、襟元や裏地、表面などにボア素材を使ったアウターのことを指します。
ボアブルゾンは、防寒性が非常に高いのでインナーのチョイス次第では真冬まで着ることができます。
ここ数年、秋冬のトレンドアイテムとして注目され続けているボアブルゾンは、ボア特有のモコモコとした素材感で、普段のファッションに取り入れるだけで、季節感のあるおしゃれな着こなしになります。
ボアブルゾンを使ったアメカジコーデ
アウターとしてトレンド感抜群のボアブルゾンは、温かみや落ち着きのあるブラウンで親近感を感じさせるコーデに。
写真の商品であるボアジャケットは、オーバーサイズなので男性も着用できます。
ジャケットとワンピースのアースカラーで、シルエットがぼやけてしまわないように、インナーにボルドー、レイヤードと靴に黒を選ぶことで全体を引き締めています。
こちらのアウターは、ジャケットの内側にボアがついているタイプです。
ボアジャケットは、ほかのアウターにはないモコモコとしたシルエットが特徴なので、ボトムスまでビッグサイズを選ぶと着太りする可能性があります。
ボアジャケットのボトムスで着痩せ効果を狙う場合は、細身のジーンズやスキニーなどを合わせるのがおすすめです。
ハンティングジャケット
「ハンティングジャケット」は、森や林などで仕事をするハンター達の身を守るために作られたジャケットです。
平織のコットンのキャンバスでつくられた、ダック地と呼ばれる丈夫な素材でできており、摩擦に強く、森や林の枝に引っ掛けてもやぶれないため、昔からワークウェアとして重宝されてきました。
同じワークウェアであるデニムやチノとの相性もよく、ワークブーツもとも良く合います。
ハンティングジャケットを使ったアメカジコーデ
スキニーとあわせてすっきりとした着こなし例が多いハンティングジャケットですが、あえてタータンチェックなど色のあるアイテムとあわせて、古着感を全面に出したコーデで個性派を演出。
スウェットやスカート、靴など柄やプリントのある主張の強いアイテムをあわせていますが、オーバーサイズ で落ち着きのあるカーキのハンティングジャケットが全てのアイテムを中和させる役割を果たしています。
ちょっと珍しい色味で秋を感じさせるハンティングジャケットは、コーデ全体のトーンを暖色で統一することによってまとまりのある着こなしに。
主張の強いボトムスですが、ハンティングジャケットと同じ色味であわせているので、アウターとボトムスがそれぞれを生かしあっています。
オールシーズン活躍できるハンティングベストは、夏はTシャツに、秋冬はプルオーバーやスウェットなどに重ね着すると季節を問わず使えます。
カモフラージュ柄は、一見服装を選びそうなアイテムではありますが、無地のアイテムに羽織るだけでストリート感とアメカジ要素をプラスしてくれるため、アメカジ初心者におすすめの柄です。
カバーオール
「カバーオール」はレイルロードジャケットとも呼ばれ、元々、鉄道機関士が着ていたジャケットのことです。
その他にもエンジニアコートやバーンコートなど多くの呼び方が存在します。
デニムジャケットと比べるとあまり一般的ではありませんが、カバーオールはさらっと羽織ることのできるアメカジの定番アイテムで、カジュアルになりすぎることもなく気負わずに着ることができます。
カバーオールを使ったアメカジコーデ
キレイめアイテムとはずしアイテムをうまくつかったこの上級者コーデは、オーバーサイズのカバーオールをかっちりとした雰囲気に仕上がりがちな白の襟付きシャツを合わせることで絶妙なバランスをとっています。
靴にあえてはずしアイテムであるトラ柄をもってくることで真面目になりすぎず、遊び心のあるコーデに仕上げています。
着丈が長めのカバーオールは、シンプルな着こなしでカバーオールのシルエットの良さを全面に出したコーデに仕上げました。
インナーの白とデニムの青のコントラストが爽やかも醸し出しつつ、カバーオールの無骨さで男らしい雰囲気も兼ね備えています。
チノパンとカバーオールの襟の色を合わせることによってさりげないこなれ感を出しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アメカジコーデにはじめて挑戦するなら、まずはアメリカ古着をコーデに取り入れるのがおすすめです。
冬コーデは、アウターなどの影響で金額的にも高くなりがちですが、古着なら安価でいいアイテムが手に入りやすくなっています。
古着ならではの経年変化の風合いが、アメカジの無骨さにピッタリ馴染みます。
ぜひ、古着屋で1点もののアイテムをゲットして、他の人とは一味違うアメカジコーデを演出してみてください。
大人のアメカジアウターの古着をお探しの方は、ぜひRUSHOUTをご利用ください!!